空調設備メンテナンス 洗浄作業

■洗浄作業

機器を長時間もしくは悪条件で使用しますと様々な部位で汚れが発生します。機器により症状は様々ですが共通する事は「運転効率の低下」です。運転効率維持の為、定期的な洗浄をご提案致します。

 

●伝熱管ブラシ洗浄

吸収冷温水機などにおける伝熱管内部は水質や使用状況により汚れ(スライム、軟質スケール)が付着します。汚れが蓄積すると熱交換率が低下し水道光熱費の増加、冷えが悪いなどの機器のトラブルに繋がりますので定期的な洗浄は重要となります。伝熱管1本1本をナイロン製のブラシで汚れを除去し高圧水洗浄にて汚れを除去します。

空調設備メンテナンス 洗浄作業

●伝熱管薬品洗浄

水質の悪化、使用状況の不備により伝熱管内部にブラシ洗浄では除去できないシリカ系、カルシウム系の汚れ(硬質スケール)が付着した場合は薬品洗浄が必要となります。酸性薬品(場合によってはアルカリ性薬品)を循環させて伝熱管や水室に付着した硬質スケールを溶解させます。機内中和を行った後にブラシ洗浄、高圧水洗浄を実施して溶解した汚れを除去します。水室内はケレン処置後に塗装致します。

空調設備メンテナンス 薬品洗浄

●煙室・煙管清掃

重油や灯油を燃料にする燃焼装置の炉内には排ガスに含まれるススが熱交換器表面に付着していきます。ススが付着、堆積しますと熱移動を妨げ運転効率の低下や腐食の原因となり機器のトラブルに繋がります。付着物は燃料や温度等の運転条件により組成や硬さが異なる為、機器に応じた洗浄で汚れを除去します。

空調設備メンテナンス 洗浄3

●エアコン室内機 薬品洗浄

エアコンを長時間運転しますとフィルターや熱交換器に汚れが蓄積されていきます。蓄積された汚れは熱交換率の低下や異臭に繋がり、機器の劣化を早めてしまいます。当社は独自の洗浄技術でフィルター、ドレンパン、熱交換器の汚れを除去しトラブルを未然に防ぎ、電力コストを削減し、お客様に快適な空調環境をご提供致します。

空調設備メンテナンス 洗浄4
空調設備メンテナンス 洗浄5